新年度はマラソンで爽快なスタートを！

今年も「日本平桜マラソン」のランナーたちが日本平に春の訪れを告げる季節となりました。激しい起伏を持つ日本平パークウェイは、箱根の山にも負けず劣らず。大学招待の部では実際に箱根駅伝強豪校の選手たちが出場し、緊張感も高まります。日本平の頂を経由する最長23･5キロコースでは、駿河湾の向こうに富士山がそびえる絶景ポイントも。また、走るのはちょっと苦手だけどマラソン大会には参加してみたい、そんな人におすすめなのが「応援ハイキング」。ランナーたちを応援しながら春の日本平を散策しちゃいましょう！

遊木の森

そこは有度山にひっそりと広がる原っぱ。遊具はなくとも、自然が立派な子供たちの遊び相手。柔らかな草の上でかけっこをしたり木登りをしたり、やりたいことは尽きません。歩いて40分程度で巡れる「遊木の森」は、大きく2つのエリアに分かれます。この時期、在来種のタンポポで黄色に染まる、子供たちに大人気の「はらっぱ部」。昔ながらの里山の景観を楽しむなら「谷戸部」。街の喧騒から離れ、森林浴をするには谷戸部は絶好の穴場。風の音、鳥たちの声が訪れた人を包みます。

5分間の空中遊覧

日本平と久能山をつなぐロープウェイで束の間の非日常体験はいかがでしょうか？可動している2機のロープウェイは一方は黒色、もう一方は梨地色（なしじいろ）をしていて、殿様と姫様の御籠になぞらえられています。空中からは屏風谷や深い森が見え、日本平のダイナミックな姿に思わず息をのみます。久能山の方へ目を向ければ駿河湾も。毎回ガイドさんが一緒に乗車し、軽快なトークで久能山の歴史や日本平の地形の成り立ちなどについての説明をしてくれるのも魅力の１つです。

日本平山頂の住人？

日本平ロープウェイ乗り場。ここにはどうやら毎日のように現れる猫がいるようです。ときには1匹、ときには2匹!?こちらもこっそりチェックだニャ。