ご近所の森節子さんが杉山さんの野菜を販売。

千代田エリアに7つもの畑を持つ杉山徹雄さん。

早起き野菜天国!

にぎやかな唐瀬街道と流通通りの間には何がある?
そんな疑問を胸に足を踏み入れてみると、
地元民の食卓を潤すあるものがあちこちに!
野菜好きならUターン必至の意外な事情をご紹介。

おいしい野菜、食べてますか? 今回の特集エリアをあっちに行きこっちに行きしている中で気付いたのが、田畑の多さ。大通りを走っていると気づかないかもしれないが、一歩中へ入ると目の前に広がる青々とした田んぼや畑の風景が気持ちいい。専業農家や兼業農家のほか、市民農園を借りて野菜を育てている人も多いようだ。
そんな中、千代田エリアで発見したのが『はたけいち』なる看板。実はこれ、野菜の無人販売マップなのだ。南北でいうと竜南通りから静岡市立高校の通りまで、東西では唐瀬街道から流通通りまでの地図に、10箇所もの販売スポットが生産者の名前入りで記されている。東光寺そばにあるこの看板の前には、ほぼ毎朝8時くらいから野菜が並び、あれよあれよと売れていく。販売者は、向かいに住む杉山徹雄さんだ。「うちが売り始めたのは20年くらい前。お正月と雨の日以外はだいたいやってるよ」と、代々農業を営む杉山さん。「5年前に『はたけいち』って名前で近隣農家が集まって販売場所を地図にした看板を作ったの。市から補助金をもらってね」。販売する時期、曜日、時間は農家によって異なり、多くは野菜だが、季節によってイチゴやブルーベリーが並ぶ場所もあるそうだ。杉山さんの年間販売リストを見せてもらうと、約40種類もの野菜がずらり!7月にはトマト、ナス、カボチャ、スイカ、トウモロコシ(甘々娘)、枝豆などが登場。 車を走らせていると、はたけいち以外でも野菜の無人販売を見つけることができるはず。この夏は、おいしい野菜を探しにちょっぴり早起きして出掛けてみよう!


1.放射線技師が血管造影装置を紹介。2.感染症を予防するために、手洗いが正しくできているか、蛍光塗料をつけた手をブラックライトに当て洗い残しをチェック!

県総オープンホスピタル!

今年、開設34年を迎えた静岡県立総合病院(以下、県総)では、この6月、先端医学棟が本館西側に新設された。手術室の拡充や最新の治療機器の導入など、さらなる機能の発展とサービスの向上を図り、9月からいよいよ稼働!
そんな県総が7年前から年に一度開催しているのが『オープンホスピタル』だ。「病院の機能・設備・職員の姿を知ってもらいたい!」と、〝今〟の病院を体感できる40種類ほどのイベントプログラムが用意され、予約不要・入場無料で参加できる。例えば、お菓子やシールを薬に見立て模擬処方箋で調剤するという薬剤師体験、超音波の特性を利用した骨密度チェック、理学療法士による簡単なストレッチのアドバイスなどなど。ちなみに昨年の一番人気は、外科医気分が味わえる手術体験。ファミリーでの参加が多く、こうした体験から「将来はお医者さんになりたい!」と夢を膨らませる子供も少なくないそう。
いつもは患者の立場で利用する病院の内側を知ると、医師をはじめとする職員の苦労ややり甲斐が垣間見えるはず。次に病院を利用するときはちょっと違う目線になりそうだ。
今年の開催日は8月5日(土)12~16時。ぜひ足を運んでみて。