新スポット 「ハットパーク」誕生!

JRの主要駅から2駅、7分で到着できる利便性の良さがありながら、一歩踏み入れば、昭和の風景が残っている。そして、町と海の距離がとても近い。そんな特徴を持つ用宗駅周辺エリア。㈱CSA不動産はそこに大きな魅力を感じ、一棟貸しの宿やジェラート店、日帰り温泉、飲食店が並ぶ横丁など、より観光スポットとして楽しめるようなコンテンツを誕生させてきた。そして昨冬、㈱アイワホールディングスと共同で、「HUTPARK(ハットパーク)」をオープン。名前の通りHUT(小屋)が連なった建物に、Tシャツ専門店や焼き菓子店、フィットネスなど様々なジャンルが入っている。この地を訪れた人の過ごし方の幅をグッと広げてくれそうだ。ちなみにコンセプトのHUTは、今もこの地域に残る古屋(古民家)や漁師たちが道具を収納する小屋から思いついたとCSA不動産の小島社長。〝どこの真似でもない、用宗らしい存在感〟を県内外に発信していく。

用宗に住み、用宗の日常を、
用宗で歌う。

「ノーザンスター」は、10年ほど前から用宗に暮らすシンガーソングライター。全くの偶然からこの街に住むようになったが、細い路地や古民家など情緒あふれる風景の虜に。そこからインスピレーションを受けて生まれた曲もあり、その代表格が『この街の日曜日』や『あじさいひとつ』。用宗の穏やかな日常が、そのまま歌になったような曲だ。現在は自粛中だが、地元のレストランや、商店が開催するイベントなどでも歌う。彼女のやさしい歌声もまた、この地域の温かい雰囲気を象徴している。

「やりたい!」を原動力に、
町を元気に。

長田南エリアを中心とする用宗、石部、広野、小坂、青木、大和田などを含む地域に住む人、魅力を感じる人によるコミュニティ「用宗を楽しくする会」。地元の自営業者、農家、市議会議員、主婦やサラリーマンなど様々な人が参加し、それぞれが興味のあることや得意分野を持ち寄ってバラエティー豊かな取り組みを実施してきた。現在は、竹灯ろうを製作し津波避難タワーに並べて夜間点灯中。放置竹林で伐採した竹を使用し、竹林の整備にもつなげている。また今後は、持舟城跡の広場にフジバカマを植え、渡り蝶であるアサギマダラが飛来する場所にしようと目論んでいると言う。「やりたいことは何でもやる」と会のメンバーの皆さん。今年の用宗もきっと楽しくなるのだろう。
用宗を楽しくする会事務局 ℡/054-259-2329