New! & Traditional in Kusanagi

コラボレーションスペースTakt 静岡市清水区草薙1-8-18 3F 問/一般社団法人草薙カルテッド ℡/070-1616-4055

学生 × 地域 × 地元企業をつなぐ
コラボレーションスペースが誕生!

草薙地区には、学生と地元住民、社会人などが一緒に活動する風土がある。地域課題に学生が力を発揮したり、地元のイベントに学生も参加したり。大人と学生たちが同じ場にいる光景がごくごく当たり前に見られる。中でも、草薙の魅力向上のために発足したまちづくり団体「一般社団法人草薙カルテッド」は、地元の人たちと学生たちをつなぐ架け橋的な存在。そして今、学生たちがより主体的に活動するための取り組みが始まっている。草薙カルテッドの呼び掛けに集まった学生有志によるチーム「Con-Takt(コンタクト)」。〝誰もが主役に〟をビジョンに据え、大学の授業だけでなくまちへ出ていく、地域や企業の人と知り合い活動していくことで、学生自身が新たな可能性を見つけたり、地域の可能性を広げていくことを目指している。その拠点として、4月半ばにはコラボレーションスペース「Takt(タクト)」がオープン!学生はなんと無料で利用可能。課題をやるスペースとしてだけでなく、サークル活動のミーティングやイベント会場としても使ってほしいとのこと。同時にスタッフが利用者の「こんなことをやってみたい」という声を拾い上げ、実現のために人や団体などへつなぐ手伝いもしてくれる。コンタクトが振るタクト(指揮棒)により、草薙ではこれからますます学生、地域、企業による様々なハーモニーが生まれていくことになるのだろう。

草薙神社 静岡市清水区草薙349

「草薙」を生んだ日本武尊を祀る神社。

国史社伝によると、吾嬬国(あずまのくに)に赴く途中、逆賊により原野に火を放たれた日本武尊(やまとたけるのみこと)は、剣であたりの草を薙ぎ払い、逆に火をなびかせることにより逆賊を退治。この時の剣は「草薙の剣」と称され、この地が「草薙」と言われるようになったと伝えられる。その日本武尊を祀っているのが草薙神社である。日本武尊が描かれたオリジナルのお守りや絵馬もあり、その存在を身近に感じられる。また、神社の行事にあわせイラスト入りの御朱印(書き置き)も登場する。行事のいわれや祈願の内容のわかりやすい解説も付いているので、参拝する際の気持ちが少し変わりそうだ。そのほか草薙神社では、例大祭に保存会が打ち上げる「龍勢」が多くの人に親しまれている。また静岡市天然記念物に指定されている大楠は、幹心は枯れて外皮を残すのみでありながら枝葉を伸ばしていて、神秘的な姿が見物だ。