伝馬町、御幸町の今。

伝馬町通りのバナー&ポスターコンテスト、建設が始まった静岡駅北口の複合ビル、駿府ホリノテラスを取材した。

伝馬町通り、はためくバナー

毎年夏になると伝馬町通りの街路灯には、『てんま・デザイナーズ・バナー&ポスターコンテスト』の入賞者のバナーがはためく。2006年に伝馬町通り商店街活性化プロジェクトの1つとして始まり、今年で17年目を迎える。伝馬町発展会と静岡デザイン専門学校のコラボ企画で、毎回テーマが設けられ、グラフィックデザイン科の2年生が参加する。産学連携の授業の一環でもあるが、学生にとって町や人を知り身近に感じるきっかけにもなっていると言う。今回のテーマは〝伝馬町から歴史博物館に続く道〟。2023年春のオープンを目指している静岡市歴史博物館が、7月23日にプレオープンするのに合わせる形で選定された。学生は4月頃からコンセプトなどのヒアリングを、伝馬町発展会や静岡市に行いデザインをしてきた。コンテストは3部門があり、告知バナー部門は教職員により選考、メインバナーとポスター部門は1次選考後、デザイン学校の学生と教職員、伝馬町の住民、伝馬町小学校の生徒たちが投票。その結果、メインバナー最優秀賞が油井さん、ポスターは杉山さんに決まった。バナーは9月6日まで展示中。この夏、伝馬町通りのバナーを眺めながら歴史博物館へ足を運んでみてはいかがだろうか。

御幸町9番・伝馬町4番地区再開発事業

5月に起工式を終え、2024年春の開業に向けて建設が始まった御幸町9番・伝馬町4番地区第一種市街地再開発事業。静岡駅北口の松坂屋の隣に地下1階、地上15階、高さ70mの大型複合ビルを建設する予定。地下1階から地上2階には商業施設、3階と13階から15階にオフィス、4階から12階には静岡理工科大学のサテライト・ラボ、地域協働センターや静岡デザイン専門学校などの教育施設が入る予定だ。駅より続く地下道から地上部へ接続階段等を設置し駅前の回遊性を向上したり、けやき通り側にキッチンカーなどが出店できるスペースを設けたり、静岡を代表する商業・業務地にふさわしい、新たなまちのにぎわいを創出することを目指す。

歴史文化の誘い道、駿府ホリノテラス

5月に起工式を終え、2024年春の開業に向けて建設が始まった御幸町9番・伝馬町4番地区第一種市街地再開発事業。静岡駅北口の松坂屋の隣に地下1階、地上15階、高さ70mの大型複合ビルを建設する予定。地下1階から地上2階には商業施設、3階と13階から15階にオフィス、4階から12階には静岡理工科大学のサテライト・ラボ、地域協働センターや静岡デザイン専門学校などの教育施設が入る予定だ。駅より続く地下道から地上部へ接続階段等を設置し駅前の回遊性を向上したり、けやき通り側にキッチンカーなどが出店できるスペースを設けたり、静岡を代表する商業・業務地にふさわしい、新たなまちのにぎわいを創出することを目指す。